その日の気分で聴いた音楽夜話
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チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
2005-12-29 Thu
呻くようなファゴットの音で始まる暗鬱で絶望的な導入部、その後のはっとするほど美しい郷愁を誘うような甘く切ない束の間の夢、なんとドラマティックな第一楽章の幕開けでしょう。そして突然の咆哮、不穏な空気の中、金管楽器が鳴り響きます・・・。

本日はチャイコフスキーの「悲愴」を聴いております。目を閉じて聴いていると広大なロシアの凍土が浮かんできます。それから立ち枯れた森・・・

優雅で美しい第二楽章もどこか暗さを秘めながら進行します。いつのまにか曲調が哀しみを帯び、ティンパニが不安を掻き立てます。再度現われた主旋律がそのまま静かに消えてゆきます。

第三楽章のト長調の行進曲も決して明るいものではなく何処か挑戦的というのか苛立つような音の繋がりが続きます。戦闘的に盛り上がった状態という感じでしょうか。この楽章、なかなかユニークで好きです。

そして暗く喘ぐような第四楽章へ。これ以上ないというほど絶望的な旋律が悲痛な弦楽器の音によって奏でられ心が揺さぶられます。最後のあがきを感じさせる激しさ(ここも酔ってしまうほど悲劇的な旋律です)から一瞬の煌きを経て、響き渡る音がやがてしじまの中に沈んでゆきます。

ここまで陰鬱な美しい曲を聴くとかえって心の靄が晴れるような気がするから不思議です。(←あ、ワタクシだけですね 笑)ワタクシはチャイコフスキーの曲はストレスを抱えた時によく聴いています。

本日はカラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で聴いております。
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